リーン・スタートアップ

はじめに スタートアップは失敗に終わることが多いよね。自分も何回も失敗した。けど、なんかうまいやりかた見つかったぽい。製造業から学ぶためにリーンというトヨタのうまいやりかたの概念を取り入れてみたら調子よくて、んで、いろんな人に教えた。本も出…

仏教 第2版 渡辺照宏 1974年12月20日 第1刷 1978年12月20日 第7刷

前に読んだ同じ作者の同じ題名の本の2版。第2版だからと言ってちょっと間違いが修正されているだけかと思うと大間違い。内容がほとんど書き変わっている。仏教研究の進歩はすさまじいらしく、その変化に合わせて追記するよりは書き直した方が早かったっぽ…

とはなんだろうか 脳の来歴、知覚の錯誤 下条信輔 1999年2月20日第一刷 2011年4月8日第19刷発行

偉い知人が勧めてたのでなにも調べずにポチッたけど、実はちょい古いみたいで残念。まあ19刷まで出てるからある程度信頼できるはずだし、参考文献とかちゃんと書いてるし、この本をはじめとしてやっていきまっしょい。 はじめに-脳と心の全体像 脳の科学的…

イキルキス 舞城王太郎 2010年8月18日第一刷

短編3つが入っている短編集。

梅原猛の授業 仏教 梅原猛 2002年2月5日 第一刷

中学生に向けての授業を本にしたもの。宗教まんせーな感じ。 1時限 なぜ宗教が必要なのだろうか 導入部なので読み飛ばしてもOK 戦後道徳がなくなった。宗教がないところに道徳はない。道徳がないと何をしてもよいということになりがちで、現代はそうなって…

光車よ、まわれ! 天沢退二郎 1973年4月27日初版 1983年12月15日新装版第1刷

友人から「光車を探す、なんか不思議な話」と勧められた少年少女の冒険ファンタジー。日本を舞台に小学生の行動範囲で世界の危機を救う。と、言ってしまうと今の時代それなんてラノベとか言われそうだ。まあこの時代で言えばジュブナイルってやつにあてはま…

仏教 渡辺照宏 昭和32年(西暦1957年)4月20日 第4刷

第一章 仏教のみかた 各小見出しごとにどのように仏教を見て行くかの指針を示している。以下、小見出しごとに概要説明。 日本人の生活と仏教 日本において仏教は表立って関わってくるものではないが、生活において隠然と関わってしまっているものである。し…

エクセルサーガ 27巻

ずっとなんとなくつきあいで集めてたマンガがひとつ終わってしまった。ちょっと寂しい。最初はただのバカマンガだったのに、途中謎のSF要素ちりばめられだして、思わせぶりな台詞が増えて来たりとか、まあとっちらかったマンガだったけど、俺には面白かった…

燃えつきた地図 安部公房

白だと思えば、白く見え、黒だと思えば、黒にも見える、乾ききった高速道路の舗装の上・・・制限速度を十キロ越えた、約九十キロ・・・扇風機の羽に、針金をつっこんだような音をたてて、エンジンが鳴り、絆創膏を引き剥がすような音をたてて、タイヤが鳴る…

この世界の片隅に(下)

鬱展開に恐怖して下巻を買うのを延ばし延ばしにしてたけど、予想していた最強鬱エンドを回避できたのでちょっと安心。けど、やっぱりちょっと涙ぐむ。一般市民の戦中体験。ほんわかムードで進行させているけど、どの程度本当なのかは分からない。後から歴史…

 世界ビール大全 マイケル・ジャクソン

知っている人は知っている、もうひとりのMJことビールマニアのマイケルジャクソンの有名なビール本。とうとう買っちまったぜ。けっこう図書館とかで見かけたりはしてたので、別に買うことはないかなーと思っていたんだけど、いつのまにか郵送されてきた。Ama…

夢を見た 岸浩史

作者が見た夢を絵に書き起こしている漫画。ほんとそれだけ。 夢の内容にちょっと落ちがつきすぎているのは、作品として出すからに仕方がないからか、自分で夢を補正しているからなのか。 夢好きの仲間としては、前者であることを信じたいところではある。あ…

資本主義はなぜ自壊したのか

なんか経済っぽい本を読んでみようと思い、適当に図書館で新しめの本を借りてみた。読み始めたが、途中で読むのやめて返してた。なんかあんまり読む意味なさそうな感じがしたからだ。なんかダメな本ぽいなぁと思った。したら、今日、適当にめぐり合った書評…

ハーメルンの死の舞踏 ミヒャエル・エンデ

ハーメルンの笛吹き男の童話を,エンデが現代の風刺なんかを取り入れつつ,現代の童話に仕立て上げた感じ.エンデがいつも言う「資本主義まじくそ」って言うのがところどころに入っています.1時間でさっくり読めるけど,舞台の脚本なので当たり前かも.な…

「私は甘えているのでしょうか?27歳 OL」村上 龍

いわずとしれた村上ドラゴンのなんかSPAで連載してたらしい,SAYか.SAYに連載してたらしい一問一答のボケ漫才.お題を読者が手紙で送って,それにドラゴンが説教ボケをするっていうこころ温まる企画本.いつもの通り,説教ギャグが飛び交う.なんかひさびさ…

獣の奏者

アニメを見た.楽しかった.4部作の2部までのアニメなので続きの本読むぜなメモ. いやー.本当に良作って感じ.だれが見ても楽しめると思います. 21世紀のハイジを目指したと製作サイドが言ってるらしいけど,まじそんな感じ.

9.11

チョムスキーの9.11に関するインタビューをまとめた本. 同時期に各国のインタビュアーからされたインタビューをまとめたものなので,内容に相当のかぶりがある.まあ,本としては,言いたいことを繰り返し言えている構成ともとれなくないけど.とにかく,訳…

ネムルバカ

先輩と後輩ってのはなんでか,こう,いいものがある.絶対的な信頼と,その信頼の危うさ.先輩というだけで,なぜか上に立っていて,それをするし,しなくてはいけなくて,後輩はそれを狂信的に信じていたりして.で,その狂信的に信じていた後輩もいつかは…

ご冗談でしょうファインマンさん

ちゃんとした大学生活を送らなかった人が読むと、「大学っておもしろかったんじゃないのか俺がちゃんと勉強とかしてりゃあ・・・・?てか俺はなにやってたんだーちゃんとこんなに勉強が好きな人がいて、それと同じになれる可能性は俺にだってあったのにー」…

パンドラの匣

太宰治においてはありえないほどの明るい短編が2作入ってるやつ。そんでなんと、そのうちのパンドラの箱って短編は入院してそこでのすったもんだの青春小説って感じだもんで、こりゃあ入院する僕にぴったしやんけー。で、持ってって読んだ。 入院中に友達に…

あんまりおもしろくない。僕の趣味のど真ん中を打ち抜く題名だからって中身をあんまり見ずに買ってしまったけど、やっぱり100均一で売られてしまう本なんてのはたかがしれてる。(こともない。少々「おむずがりのご様子」はおもしろかったというかあれは…

エンデのメモ箱

なんか訳者のレベルってのが重要だなあと感じる。 そんで、こんだけ有名な人の本でもこの程度なんだと思うと 「俺がドイツ語覚えて訳してやんよ!!ボケが!!」 って思う。けど英語もままならないんでそのうちね。 もっといい表現の訳はないのかなぁ。 なん…

鏡の中の鏡

こいつはおもしろすぎる。めっちゃくちゃに疲れて電車に乗って「やべー疲れたー眠いー寝るー」と思っていても、これを読み出すと疲れを意識しなくなくなるくらいの、超ナイス。新しい漫画を読めばこの状態にはすぐに入り込めるんだけど、漫画より少し頭を使…

はてしない物語

いわずとしれたネバーエンディングストーリーであるところの果てしない物語。小学校6年生の時に読んで、そのときは大して意味もわからず、そしてたいして面白いと思ってなかった。最後のほうはもう長くて長くてなんかつらいだけだった覚えがある。なんとか…

不思議の国のアリス

読んだ。まあ、なんともやばい話でとてもじゃないが真顔で読めない。笑ってしまう。書いたやつ精神病じゃねえのか?ってくらい理不尽な世界。だいたいアリスと登場人物で会話が全然成り立ってない。小説として成り立っているのかよくわからない。(小説じゃ…

夜明けのカフカですよ。いわずと知れた御大、村上春樹兄さんの登場です。 いやあ、なんといいますか少年冒険ものってか、老人冒険ものってか、ね。いろいろなもんがつめこまれててなんともいいがたいんだけど、すげえおもしれー。昔すごい好きだった反動でな…