不思議の国のアリス

読んだ。まあ、なんともやばい話でとてもじゃないが真顔で読めない。笑ってしまう。書いたやつ精神病じゃねえのか?ってくらい理不尽な世界。だいたいアリスと登場人物で会話が全然成り立ってない。小説として成り立っているのかよくわからない。(小説じゃないか。)ストーリーとアリスの独り言だけが一応のまともさを保っているだけで、内容にまったく意味はなく、ただアリスといっしょに異世界に翻弄されてしまう。そんな感じ。なんの教訓も作者の伝えたいテーマも見つからない。(それは単に見つけられなかっただけかもしれないが)けど、楽しい。他人の夢を見てる感覚ですごくおもしろかった。これこそが物語ってやつなのかもしれない。ただその世界にひたっているだけで楽しいというものこそが。というか夢の感覚に近いから僕にとってとても楽しいのだろう。夢超好き。てか夢だったぽいし。夢オチ万歳。
チェシャ猫がやっぱ好き。昔、映画で見たとき首だけの猫は怖かったけど。