夜明けのカフカですよ。いわずと知れた御大、村上春樹兄さんの登場です。
いやあ、なんといいますか少年冒険ものってか、老人冒険ものってか、ね。いろいろなもんがつめこまれててなんともいいがたいんだけど、すげえおもしれー。昔すごい好きだった反動でなんとなくこれが出たときも「うぜー。新作でたよ。みんな読むんだろうなー。話題になっちゃったりして。んで、なんかこれ読んでないとだめだよねーみたいな空気になってなんやかんやね。やだわー。(でもすごい読みたいのっ!)」と好きな子にちょっかいを出すことしかできない内気な小学生のようなそぶりをみせてわざと読まなかったりしたんだけど、ごめんなさい。とてもおもしろいです。一生あんたについていきます。なぜか昔の本にしか価値を感じない人ってのはいて、そればっかり読んで気取っていたりするのがかっこいいとか思っていたりして、それが俺だったりするわけなのです。けど、ごめんなさい。おもしろいです。そもそも何で最初に昔のほうからたどっていこうとするかと言うと、今のほんの時流を見抜く目を養うためにはじめたと思われるんです。けど、昔のを読み漁ってる間にだんだん頭が固くなっていってしまう。頭をやわらかくするために読み始めたんじゃんね。見失ってばかりの青春ですか?いいね!熱いよそれ!よし!今度の企画はそれでいこう!チ、チーフ!やってやろうじゃないか!俺たちの魂ってやつを、見せ付けてやろうじゃないか!!チ、チーフ!!(がしっ!)
レビューってだりい。書ききれねぇ。