はてしない物語

いわずとしれたネバーエンディングストーリーであるところの果てしない物語。小学校6年生の時に読んで、そのときは大して意味もわからず、そしてたいして面白いと思ってなかった。最後のほうはもう長くて長くてなんかつらいだけだった覚えがある。なんとか小学生らしい攻略精神で最後までよんだけど。で、ブックオフ行ったら500円で売ってたので、こりゃやべえもち買うしかないっしょと買って今日読んだって話なのですが、めたくそにおもしろいです。おもしろさ果てしないです。今読んでみると、「ああ〜こんな風だったよな〜」とか「あ〜ここの意味ってこんなだったんだ〜」とかなりまくったんだけど、おい、小学校の先生よ。小学生にわかる話じゃないんじゃないのか?これ。最後は愛とか出てきちゃって、そんなんうんこうんこ言ってるガキには絶対に分かるはずないよ?適当にファンタジー部分だけ味わって、あとは字を目で追ってるだけだったんだろうな〜。あ〜本当にもったいない。けど、最後の方の絵の話とかはなんとか覚えてるってのはなんとなく印象に残ってたんだろうな。てか、思い出すと、意味わからなすぎて何回かそこだけ繰り返し読んだ覚えがあったりするしね。最後のほうだからってなんか結末のヒントがあると思ってる小学生らしい発想ってーのはかわいいね。
なんかネタばれしないように書こうとしてすごい文が書きづらいんだけど、それはこれを読んでない人がいたら是非とも読めってことなんで、絶対に読んでください。これを読むと小説が好きになって、他の小説もおもしろさ何割か増しで読めることになるでしょう。小説自体を好きにしてしまうこの小説はまじでやばい。
そういや、いたるところに色んなファンタジーやら漫画やらの元ネタになっているかのようなもんが出てきて、色んな人に色んな影響を与えているんだなーとほくそえむことが出来るのも楽しいです。