カニバリズム

家に帰ると姉が家で人を解体して料理していた。リビングで解体は行われたようだ。リビングに解体の痕跡はないが、部屋全体に充満するいままで嗅いだことの無いねっとりとした不快な匂いが、そこで行われた行為を如実に表していた。どうせやるならキッチンでやれよ、と思った。
夕飯はカレーだった。肉が入っていて、苦かった。「共食いを避けるために、人肉は苦い」とどこかで耳にした知識を思い出して肉を食べるのを止めたけれど、よく考えたら出汁とかは出ているだろうしもう後の祭りか、と思った。


そういった動画を見て寝たらすぐ反映された。うーん。意外とショック受けてたのか。

呪文

四角い敷地のすみっこの井戸で、なんかの呪文を唱えてどっかへの扉を開いた。呪文は最初になんかを呼び出すための呪文を言ってから、そのなんかが言ってくる3つの質問に適切に答える流れ。何かから追われてるのでどっかへの扉を開いて逃げようとしていたのだけど、その3つの質問に時間がかかるので追っ手に追いつかれて背中を切られたりした。扉が開いたはいいんだけど、四角い敷地の逆の隅っこに開いちゃったのでそこまでいくのにも大変だった。

追っ手に追われて、この敷地で呪文で扉開くってのは何回か見たことある気がする。この呪文と3つの質問の内容も前と同じだった気がするんだけど、どーにも思い出せない。呪文の最中には「あ、これ前にあった」って思ってたんだけどね。

ねんど室

夏休み。学校で勉強をするのだけど、図書館には行かずにねんど室というところに行く。部室を持っている部活に入っているのだけど、夏休みは部室が使えないので、なんかそれらしい理由をつけてねんど室を借りて涼しく(クーラーが付いていた)静かに勉強をするのだ。ねんど室は粘土に関係のあるなんらかの理由があれば借りれるけど、そこまで適当な管理はしてないので、管理をしている先生との信頼関係なんかが重要になってくる。僕は管理をしているK先生とまあまあツーカーな関係だったので、ある程度粘土なんて関係ないことはバレつつも、ねんど室の鍵を貸してくれていた。
しかし、あるときに友達にねんど室の情報を漏らしてしまったのである。その友達は別に不良でもないのだけど、真面目でもなく、先生のウケもそこまでよくない、まあ先生目線で言うとモブキャラ的な立ち位置のやつだった。そいつに教えたところ、居心地の良さに味をしめ、ねんど室を多用するようになってしまった。僕は程度をわきまえて使っていたし、先生との関係も良好だったので、なあなあのお目こぼしをしてくれていたわけだけど、そいつはモブキャラ一直線。先生は何回も何回もねんど室を使うそいつを見かねてねんど室の鍵を封印してしまった。
僕は「友達でも絶対に守りたい秘密は秘密にする必要があるんだな」と炎天下の校門から続く並木道に立ちつくし今回のことを後悔をしていた。蝉の声がうるさかった。


ねんど室ってなに?

歌う

いずれにしても学校。クラスでなんか発表をしている。学園祭の出し物を決める話し合いな感じ。腕に覚えのあるやつらが順に歌を歌う。バンド形式で発表するやつもいた。その流れであれも歌う。歌のみだった。僕の席はあれの横3個離れくらいだったので、横顔を見ることになる。真剣に歌う横顔もよいなと思った。

チャリで逃げる

学校からいっしょに帰る。文化祭準備期間の放課後といった雰囲気。付き合っているのかいないのか微妙な間柄。僕の方からは気持ちを伝えているらしく、相手はちょっと戸惑いながらも試用期間的に付き合ってくれているようだ。
帰り道に部活の顧問(保健室の先生(おばちゃん))に見つかり声をかけられる。どうやら僕が部活をさぼったことを咎めに来たようだ。あれはそのままチャリで帰ってしまう。追いかけるべきかと思ったがそれほどのスピードが出ていないので、顧問との話を早く終わらせて追いかけようと決めた。私と仕事どっちが大事なの、って感じだなと思った。
「なんでさぼったの?スイーパーが出来るやつが他にいないのよ。君のいるディフェンスラインが好きだった。」「今は勉強なんかが忙しいんです!分かってください!(あれとせっかく付き合ってるっぽいのにサッカーなんてやってられっかよ)」みたいな会話をぐだぐだと。
話し合いはあまり内容もなく終わったので、急いであれを追いかけることにする。そんなにスピードは出ていなかったけれど、さすがにもうあれの姿はもう見えなくなっていた。TSUTAYAに寄る予定だったのでそこにいることに望みをかけて行ってみることにする。
図書館のようなTSUTAYAに着いた。けっこう賑わっていて新作映画(アメージングスパイダーマン)の話をしている同じクラスのやつや、だれそれの新譜の話をしている先輩やらを見かける。あんま普段来たことなかったけどこんだけ賑わってるのかーあれと一緒に来るとクラスの奴らにからかわれたりしそうだな気をつけよう、と思った。店内を探しまわってみるが、結局あれはいなかった。顧問を無視して何が何でも追いかけるべきだったこれはふられたな、と思った。


いつものツンです。もはや気持ちいい。
とかなんとか言いつつ、ひっさしぶりにあれを書いた訳だけど、いつからこんなん書いてるんだって気になって読み返したら2004年からずーっと断続的に見続けてるのね。重ねて言うと、2004年以前にもずーっとちょこちょこ見てる訳で、これは根が深いどころじゃないんかもしれない。きもっ!