おばあちゃんちが居酒屋に!?

久しぶりにおばあちゃんちに行ったら,おばあちゃんちが居酒屋になってた.僕のおばあちゃんの家は田舎にある古いでかい日本家屋なので,居酒屋を経営するにはなかなかに雰囲気があってスムーズに開店にこじつけているようだ.なんでも,最初は裏の山のスキー客(本当は裏山はスキーなんて出来る山ではない)相手に茶とか食事とかを出していたらしいのだが,だんだんにそれがエスカレートしていって結局は昼は喫茶店,夜は居酒屋みたいな感じになったらしい.
ほんとにこんなん客入るのかと思っていたが,なかなかどうして客の入りは良い.昼間から喫茶店としても優秀な客の入りで,夜には満員くらいになっていた.こんな山奥にバイトがどんどん集まってきて東京からも来ているやつがいた.そのなかに,昔の友達がいたのにはびっくりした.最初,別のやつと名前を間違えたのでごめんなさいと思った.
なんかマスコットキャラとして,キーホルダーくらいの小ささのピンクのプラスチックの熊がいた.ポスペの熊の顔とかをなくして,シルエットだけみたいな感じ.この熊がかわいいのだ.はっきりいって喋るし,動くし,働く.そりゃキーホルダーくらいなのでなにかを運んだりは出来ないが,電話番とかを着実にこなす.予約の受付とかしっかりやっていた.(そのことになんにも違和感を感じなかったのだけど,よく考えたらすごい精密機械だ)
次の日,ゆっくりしていたら(だれかと遊んでた)バイトに遅れそうになったので,急いでかえることにした.すると,昨日のバイトに来ていた昔の友達がいっしょに帰ろうと言い出したのでそうした.けれど,こいつはあんまり急いでくれなかったので,途中「ごめん急いでんだーーー」と言い残しダッシュで振り切ってしまった.ちょっとかわいそうかなと思った.
自転車での帰り道の途中,小学校の時の友達2人が先生みたいなことをやっていた.大勢の子供の前でなんか喋ってる.けど,その2人が幼稚園の制服を着ている.聞いてる生徒はピシッとした服を着ていた.話しかけると「お前もやれよ」とかなんとか言われたが,さすがに断る.サッカーチームらしい.なんか鍋みたいなものをやるらしく,それはありがたくいただくことにした.しかし,出てきたのはチンコの形を,いやあきらかに男性器といったほうが正しい形をしたソーセージだった.これってみんなのやつを型から取ったんだぜ,とか言ってるがそれがどうした.意味はなんだかわからなかったけど,食べた.なんかやたら綺麗なマネージャーは怪訝な顔をして食べていた.みんなはそれを見てうぶやのーみたいなおっさんみたいな事をいっていた.あーみんなおっさんになっているんだなと感じた.