お助けマン

「君たちは、泣いている人を見ても何とも思わないのかね!」

とは,みんな大好きブギーポップは笑わないの一節ですが,今日は帰り道にうずくまっている人がいたので助けてみました.どう声をかけたらいいのかよくわからんもんで
「もしもし」
とか電話みたいになっちゃったけど,昔にどっかで見た救助隊的なやつを思い出しつつ
「大丈夫ですか」
「意識ありますか?」
とかなんとか聞いてみた.5回くらいこんな問いかけをしてみたらやっと顔を上げた
「大丈夫ですよ.大丈夫ですから」
「酔っ払ってんですか?」
「大丈夫です」
「...」
大丈夫ってんなら大丈夫なんだろうってわけで,適当に納得してもう家にいるわけだけど,本当に大丈夫なのかどうか後味が悪いことこの上ない.どうせなら,うずくまってる理由とかを深く問いただして対策を講じて自己満足したほうがよかった.今度こういうことがあったらそうしようと思う.なんにしても自己満足で生きるのが一番ストレスが少ないもんだ.


しかし,ブギーポップのあの一説はなかなかに良い.
僕の人生を少し変えてるかもしんまい.