あーあー

さーて猫が死んでましたけどどーしたものか.最寄の駅から歩いて帰ってるところに,野良猫としてはあり得ないだるだるな格好で寝てるやつがいて,豪胆ですな,と思ったのもつかの間,うーん生気がないですねというか口から血がでてるねーうーん死んでるねー乙です.
乙です,で片付けるわけにもいかないんで,家に帰ってシャベルとか取ってきて埋めてやんぜ.見たからにはまーほっとくわけにもいかないし,俺ってばいい子ちゃんだし,猫埋めるとかなんか素敵やん,とかクソみたいなことを思ったり思わなかったり.しかし,ふと気がつく.これが人間だったらどーでしょねと.
人間が引かれて死んでて誰も気がつかなかって,それを僕が見つけてあーこりゃ埋めようザクザクポイッザッザッはい終了.死体遺棄事件の出来あがり.なる呼び鈴.えーあの家の子ならやると思ってましたとかなんとか.
まあ,そんなことにはならないけど,猫であってもそんなこんなな感じにはなりそうですね.家からちょっと離れた見知った猫がいないところなんで,そこには飼い猫がどれくらいいるかとか,みんなで共有の猫とか,そんな猫文化圏が存在するはず.そこに新参者というか旅の流れの芸人が出張って,いきなり一幕やらせてくれないかといってもそりゃ話が通らない.じゃなくて,そこの事情を知らない人が死体をどっかに埋めたりしたら,いきなりそこから一匹の猫がいなくなるって話じゃござーませんか.それで,電柱に捜索願とか出されたりしちゃたりしたら面倒だし,どうせならそこの人らが埋めてやりたいだろうしとか考えるわけです.
深夜轢かれ(新単語)の猫だったもんで,近くの住民を起こすわけにもいかない.そんなわけなので,朝まで待つことに決めましたが,なんとかゴミ扱いで捨てられなければいいなぁと思う次第です.朝なんかするかね.ま,おそらく何もしないのが俺でしょう.はぁーあ.あー.猫死ぬなよー.
猫埋める関係の話を調べてたら,猫せんべいという言葉を知った!
http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E7%8C%AB%E3%81%9B%E3%82%93%E3%81%B9%E3%81%84