滞在記

ある部族で暮らしてた。ぎりぎり日本語が通じたり通じなかったりする。英語はまあ通じた。日本人も何人かいたりして、昔から日本人と交流があったらしい。高い山の上のほうに住んでいる部族で、狩りで食料をおぎなうだけの原始的なところだ。しかし、その狩りの方法がすごかった。崖の上から石の釣り針のようなものを投げて、鳥を釣るのだ。飼いならした鳥を使ってうまく獲物の鳥を誘導して、その動きを予測して上から放ってぶちあてるのだ。数十メートル分を予測してすばしこい鳥に石を当てるのはすごい技だった。
僕がある儀式で歌を歌うことになった。儀式で毎回1人は歌を歌う。昔は決まった歌だったらしいが、案外今はくだけていて僕は前に何かで歌った「星の×××」(忘れた。童謡みたいなの)を歌うことになった。10日後の話なんだけど、なぜかダイジェストで時間が流れてしまいまったく練習できなかった。(そして、10日後…)とかいうナレーションが入ったので、ウルルンだったのかもしれない。
儀式の途中で目が覚めた。歌う前だった。