家庭教師

お金持ちの家で家庭教師をしていた。母親が教育ママでパソコンを娘に教えたいらしくそこらへんのことをまかされた。教えるのは3姉妹の一番下。たぶん小学生か幼稚園ってくらい幼い。で、教えようとするんだけど、もうブラインドタッチとかバリバリにこなしているので教えることはないんじゃないかとびびる。結局、なんかネットサーフィンの仕方とかを教えて、授業終了。お茶の時間に。(たぶん僕なりの家庭教師のイメージ)
お茶の時間にこの末っ子がアイドルを目指していることが話に出る。親も協力して全面的にバックアップしているらしい。そこで、僕が
「どれだけの子供がアイドルを目指しているか知っていますか?ものすごい数ですよ。しかも、もう子役から活動している子だっているんですよ?その中でどうやって勝ち残っていくんです?そりゃ確かに、まあかわいくなくはないですよ?けど、そんな子供いっぱいいるんです。というか、子供はある程度はかわいいから、化粧とかすれば、運さえあればこれから子役になるれる可能性はありますね。けど、そこからどうなると思います?子役がそのままアイドルに、タレントになるのはどれだけ難しいかわかってます?安達裕美でさえあれだけ苦労して、苦労してなんとか芸能界に生き残っているんです。小さいころかわいくても、大きくなったら可愛くなくなるなんてざらですよ?」
みたいなこと言ったら、追い出された。帰り道、その末っ子が追いかけてきて、僕を見下ろせる道から石を投げてきた。しょうがないと思った。


なんであんなに否定したのかは、わかんね。