演じすぎ

芸能人をどのような理由で好きになるかは人それぞれだろうけど、最後にはその人の「人間味」にかかってくるのじゃないかと思う。かっこいい、きれい、かわいい、おもしろい、歌がうまい、歌が下手、とまあ色々な特徴があるけどやっぱ最後には人間らしさ、人間味。たぶん。芸能人=TVの人といったって、やっぱり現実の人であることには変わりはないわけで、相手の人間味を感じられなければ付き合ってはいけないと思うのが普通の人間だろう。
って、ことで上田が怖い。やつにはまったく人間味を感じられない。売れ出したころにはまだあった。売れる前もちゃんとあった。売れてからだ。こんなんになってしまったのは。売れてきたけど、やばい、俺にはあんまり強みがない、有田にはまあまああるけど俺には・・・ない、どうしよ、ってことでだんだんとTV用のキャラを作っていったんだろうと思う。それを演じすぎている気がする。
笑いが嘘くさすぎる。それもばれてないと思ってるクチだ。「芸能人は笑っとけばいい」とはつるべ師匠のありがたいお言葉で、それを実践している人はいっぱいいる。けどそれは、視聴者にも暗黙の了解ってやつで、嘘かもしれないけど、ま、いいか、程度くらいのところで受け止められている。笑い声を後から足すのと一緒だ。偽って分かってても、まあ許せるか、みたいな感じである。けど、上田のは怖すぎる。ばれてないと思って、豪快に笑っていなさる。あれを直視することは僕にはできない。
有田もあんまり暴れさせてもらえなくなってきちゃったし、これからくりぃむしちゅ〜は大丈夫だろうか。