探検家なりたかった。

スネオは言いました。「世界は探検しつくされているのさ」
がーん。
のび太ならずもこの発言に夢を失った子供も多いと聞きます。未来の探検家がいきなり夢をくじかれる最初のポイントです。やっぱり藤子不二雄は黒いです。
が、しかしまだ探検しつくされていないのです。
世界は広かった。前人未到の地はまだあったのです。
まず、手ごろなキャンプ場に行きましょう。手ごろすぎてもいけません。まあまあの山奥。電車とバスでいけちゃったりするところはまず前人が到達しています。というか公共機関って。車ですね。基本。で、そんで着いたらてきとうに森やら川やらを歩き回りましょう。散策ってやつですね、俗に言う。まあ、小一時間くらい、だいたい一人でキャンプなんて行く人はそうはいないから、適当に人としゃべくって歩いてりゃ小一時間くらい経ちます。そんで、つかれたら戻ってきていい感じのところをみつけ肉でも焼いて食べて、お腹いっぱいになったらボールなんかで遊んで、暗くなってきたら帰りましょう。
こであなたも探検家。前人未到の地を踏んだ名のある探検家でしょう。
・・え?どこでそんなことをしたかって?
前人未到でしょ?だれも到達してなきゃいいんでしょ?森の地面を完璧に1立方センチメートルももらさずに踏んでいるとは思えませんよね?ね。だから。そゆこと。
ね。この話おもしろくないでしょ。途中でそんな雰囲気、出てたよね。ちょっとやる気もなかったよね。ばればれだったよね。

一番言いたかったことはスネ夫はまじひどいってことで。