小説は進化しなくてはいけない。言い方が悪いので言い直すと、小説は時代時代で変わっていかなくてはいけない、のである。昔の小説を読んで、今の小説を読んで、そう感じた。昔の人といま生きている人の間には、生活のリズムから食べ物、習慣、時間間隔までなにからなにまで違っていて、昔の人と今の人では考え方とか感じ方がまったく違うからだ。ということは、同じ内容の小説でも書き方の違いで昔の人にはわからなくなる小説を今の人は書いているのかもしれない。思考形態の問題かもしれない。明らかな情報過多の時代に生きているので、ひとつのことを詳しく見ようとはしなく、表面だけをなぞって満足する、そんなのが現代に生きる人の特色で、時間の少なさからきている。余裕のなさといってもいい。


って、もうだめ。もう書けません!(筆を折りつつ)もう無理なんです。アイデアも出てこないし、話を続けていくとどこかで矛盾してしまうんです!てなわけでもう書けね。そのうちまとまったら書くんじゃないの?