外国旅行

外国を旅していた。


デパートでみなで買い物をした。会社の先輩のリュックが50%引きで売っていて、それを友達が買おうとしていた。「いや、友達がもう買ってて、めちゃくちゃいいんですよ。とくに手を使わなくてもいいところがいい」というよくわからないことを言っていた。半額セールで3980くらいの値段だったので僕も一つ買おうかと思った。買おうと思って背負って歩いていると、別の友達が「あ、それ買うの?でもだめだよ。買う前にKさんに見せなきゃ。そのリュックが全体のバランスにあっているか見てもらってからじゃなきゃ。その人のコントラストにあっているかどうか見てもらえるよ」などと言って来たので、そのひとを探すことにした。

(間をぜんぜん覚えていない)

松本仁志と2人乗りの手漕ぎボートでパリに行った。構成作家の高洲もいたが、ボートには2人しかいなかった。最初は車みたいに移動する家で海底を進む予定だったけれども、海底にある落差1万メートルの滝に遭遇してから「やっぱ上に浮いていこう。深海は怖いし」ということになった。上に浮いていったが、パリに近づくに連れて敵が多くなってきた。(なにが出てきたかは覚えていない)パリにあとちょっとというところで、サメの大群が島(パリは島だった)をガードしていた。僕らはゾンビ(見た目は完璧にくさった死体)を3匹海にやって、サメを全部食ってもらった。パリまでは80kmだった。


パリに着いたけれどもかなり疲れていてりどこに着いたかをあまり意識していなかった僕は、昔に来たことがある洋服店を見つけて「ここ来たことある!あれ?ここどこだっけ!?」と騒いだ。「パリだよパリ。気がついてなかったの?」といっしょに歩いている女の人に言われる。いつの間にか編成は男2女1になっていて、ある旅番組の企画で来ていることになっていた。番組は最初単発の旅番組だったけども、人気があったのでシリーズ化していったという、もやもやさまーずと同じ経緯をたどっているらしい。


洋服店に入った。洋服店は女向けのこじゃれた感じの店で、こじゃれた雑貨なんかも売っていた。男連中は特に買えるものがあるわけでもないので、適当に店内を見回った。奥のほうにいくと楽器を売っているところがあり、一緒にいた友達がベースを試奏させてもらっていた。また、左利き用のギターがあり、それについては別の友達がピックスクラッチかましていた。「左利き用でもピックスクラッチは出来るな」と言っていた。アンプにつながっていたのか知らないが、ピックスクラッチで爆音がなったため、ちょっと慌てて店を出た。


店を出たら一軒となりの喫茶店でコーヒーを飲むことになった。この店にも昔来たことがあり『あのときはめちゃくちゃ寒かったなぁ。雨に降られてガタガタ震えながらここに入ってコーヒー飲んで回復したんだよなぁ。ハワイだってのに寒かったなぁ』とそのときのことを思い出したりした。(パリなはずだったけど、思い出ではハワイ)店の看板には「ドトールのコーヒー使ってます!」みたいなことが英語で書いてあった。店の外の壁にはセットメニューが写真で紹介されていた。バーゴ690円=普通のバーガー+フライドポテト+ドリンクのセット、名前忘れたセット790円=チーズバーが+フライドポテト+ドリンク、名前忘れたセット2つめ890円=ビッグマックぽいものの同上のセット、が紹介されていた。前に来たときは「やっぱパリって言ったらバーゴだろ!」とか言っていたのを思い出して『なにがパリって言ったらだよ。なんも関係ねえよな。勢いだけだよ。なつい』とか思った。