Air Mini

サッカーをして、ひさびさに相手選手に思いっきりの体当たりをしてしまって、で、したのは自分なはずなのに、薄っぺらい上半身のおかげで僕がやられてしまった。肺から空気がなくなって、呼吸が出来ない。かっ!・・くっかがっ!!うぅ!!という感じ。あまりにも苦しくて「大丈夫ですか?」という相手チームのやさしい言葉にも「・・・ちょ・・・っと待・・・って」というキャッチボール拒否の返球。まあ言葉の内容は違っていても、なんとか伝えたい内容は伝わるもんで、だめなことは分かってもらえたようだった。「とりあえず横に出よう。出れる?」「・・・ぁあ・・・大丈夫・・・」代わりの選手が入って試合は続いた。なにげに僕のがんばりでボールはつながって点は入ったみたいなので、ちょっとうれしかった。
呼吸困難なあの感じ。久しぶり過ぎてちょっと楽しかって、息できない最中、苦しみながらも笑ってしまっていた。途中「あ、ちょっと気味悪いかも・・」と気がつくも一応みんな普通に心配してくれていたのだけど、やっぱ昔からの友達なだけあり気がつくやつがいて「いやお前さっき笑ってたっしょ。きもっ!てかMだM!」と言われた。そうか?久しぶりに怪我するとちょっと楽しいじゃん?ってこの発言がもう真性Mですか?!けど、ふざけて蹴ったり叩いたりするとだいたいやり返すタイプなので、あんま違うと思う。状況が楽しかっただけよたぶん。