町中の壁のどこかがいつのまにかアメリカ横断ウルトラクイズの○×クイズみたいな紙に取り替えられてるとすると、とても面白い世の中になりそうだ。そしてそれを見つけた人はそれを破って飛び出す権利を持つものとする。思いっきりバァーーンと飛び出すのだ。こうすることで街中のいたるところにドッキリが生み出されるって寸法だ。もちろんそこの壁を紙に取り替えるときに、対面には隠しカメラを設置しておく。マニアにはたまらない映像がてんこもりだ。けど、もうこうなるとプライバシー的な問題で政府の協力を仰がなくてはいけなくなる。政府公認ドッキリ。おっさんもこどももOLもおじいちゃんもおばあちゃんもヤンキーも、この壁を見つけたとたん子供に返っていいのだ。にやりと笑いタイミングを待ち・・・飛び出す。おどろいた人たちを見ては明日への活力にするのだ。そしてやった後のちょっとした恥ずかしさを胸に普段の生活に戻る。時にはクラスメイトなどの知り合いを偶然驚かすかもしれない。それもまたよし。恋もはじまるかもしれない。少子化対策にもなる。考えれば考えるほど利点しか見つからないこの法案、僕が大統領になったらやってみたい。って、なんで大統領って言っちゃうんだろう。総理大臣より強そうだからかな。