友達各種

古本屋で小学校の友達と再会


天皇がなんかしたらしいよ」
「ああ、知ってるお。前にお前の弟にあって聞いたし」


そのあと大学の友達も入れてそこで飲む。古本屋は飲み屋も兼ねていて焼き鳥などが評判らしい。頼む。うまい。手羽先が有名らしくみんなで鳥の羽部分を食べまくる。なんかスパイスを効かせて揚げた手羽先が出てきて食べた。まあ僕にはそこそこだったのだが「めっちゃうめえ!!俺今まで食べた鳥の中で一番うめえ!!まじやべえ!!」と友達が感動してたので、僕の舌がおかしいのかやつの舌がおかしいかだな、と考えたりした。
そのあと高校の友達と会い、なんかの流れで長い橋のかかった湖に行く。湖を2分しているでかい橋だ。しかし沈んでる。湖の端ではもちろん浮かんでいるのだが進むほどにたわみ沈み込んでいる。どんどん沈み込んでいて深いところでは数mも水の中だ。しかし、僕はその橋にラインを引かなくてはいけない。石灰のラインだ。昔に引いたラインが微かに残っているが良く見えない。あまり綺麗ではない水の中で目を開けるのは躊躇われるが、結局水の中で目を開いて見ながらラインを引いた。水の中でもラインは拡散しなかった。
ラインを引き終わり逆の端に出てきたら高校の友達が待っていて珍しいマッチをみしてくれた。


「このマッチ。濡れてても火がつくんだぜ。」(友達もずぶぬれ)
「どうやって?」
「マッチの先を指でつまんでみ。あ!ちょっとでいいからね。押したと思ったらすぐ離せよ。」


全体が真っ黒いマッチだ。言われたとおりにつまむとすぐにマッチの先がボッ!といい火がつく。


「これめちゃくちゃ危ないじゃん。ポケットで爆発しちゃうよ」
「けど便利なんだよな」
「そうだね。マッチっていいもんね」


というも友達はなぜか無表情。安易に同意したのが気に障ったのかなと気をまわした。