スイーツ

どっかの駅ビルで、喫茶店というよりはカフェといった小洒落た店に入り、そこらへんに立っている店員にいきなりアフォガードを注文した。席に座り注文を待つと、さっきの店員が取って返してきて尋ねる。「相席にしてもよろしいですか?」確かに4人がけを一人で座っている僕は店にとって迷惑の何者でもないだろう。「いいっすよ」かるーく答えると20代後半辺りの年のOLさんがやって向かい側にすわる。注文はなんと僕と同じアフォガードだった。
そして、さらに注文を待つことしばし、今度は尋ねることもせずに僕ら(?)の席にさらに人を座らせる。男子高校生、あほ面の男子高校生だ。3人で来たらしいのだが他の2人は2人席にちゃっかり座って、相席になってしまったこの高校生を向こうからバカにしている。よくみかけるたぐいの、だせー、うるせえよバーカ、とかなんとかのやりとりをしていると注文がやっと来た。
アフォガード3つだった。みんなして濃ゆいコーヒーをアイスにかけて食べた。