キャラメルコーンの袋を開けるのに全力を出してやっとでした。なぜ、あんなにも固いのか。キャラメルコ−ン好きの子供がひそかにためたお小遣いでやっとこさ一袋買って、うおー食べるぞーというときに開けられなかったらどうするんでしょう。「お母さん・・・開けて・・・」これでは自分で買った価値がありません。一袋好き勝手したかったのにお母さんに見つかってしまっては驚天動地の「半分だけね」攻撃がでないともかぎりません。くやしさをばねにたくましくそだつかもしれませんが。
おじいさんの庭仕事がひと段落して、一息入れようとし、日本茶でも紅茶でもコーヒーでもなんにでも合うキャラメルコーンで憩うかのぉ(キャラメルコーンは大好物のおじいさん!)と食べようとしたが、開かない。「俺ももうこんなに衰えたんだな・・・」冷めるお茶とともに途方にくれ、すこししてからふぅーとひとつため息をつき、はさみを取りに重い足取りで家の中に消えていくのです。悲しすぎます。
口の中にすぅーととろける甘みを感じながら、そんなことを考えた冬の午後でした。っていうよくわからん女性雑誌のコラムみたいな終わりかたで終了。