18は緊張する

レベル1で戦争に出てた。一発でも攻撃が当たったら死んでしまうので、必死に逃げ回った。HPは18だった。
なんとか戦いは終わり、回りは死体だらけ。途中から死んだフリしてなんとか生き延びた。起き上がって周りを見渡す。せっかく生き延びたのに、またやばい。なんとスケルトンがこっちに、スケルトン特有のふらふらした動きで近づいてくる。ふらふらしつつも確実に俺を狙っているので逃げなくてはいけない。足も案外速い。全力で逃げる。有刺鉄線の張られたフェンスをかっこよく映画スターのように一気に飛び越え、なんとか撒くことに成功。一安心。
決意。レベルを上げよう。自分の家、団地の近くはスライムが出たはずだ。そこでレベル上げようと考え、家に帰る。途中、自動販売機でジンジャーエールを買おうとするが、小銭がなかなか入らない。後ろで待ってる人に「小銭も満足に入れれないのかい!まったく・・・」みたいな嫌味を言われ、さらにやっとお金が入りボタンを押そうとしたときに、勝手にファンタグレープを押しやがった。同時くらいに自分でもジンジャーエールのボタンを押していたので、心配だったがなんとかこっちの勝利。ジンジャーエールが出てくる。「けっ」舌打ちをされる。喧嘩売ってんのか?あぁ?と思ったがレベル1なのでやめておく。HP18だし。
団地に着き、辺りを歩き回るのだがスライムはいっこうに出てこなかった。