涙々の物語

夢というか起きたときの話。
起きたら涙がどんどん出てくる。感動の涙だ。夢の中でチンジャオロース風のちょっとこってりした炒め物みたいな物のあるひとつの具を食べたときに、すごいおいしくて、それで目が覚めて泣いていた。よくわからないのに、何を食べたかよくわからないのに感動が体をつつみこむ。涙が流れる。
あほか。
人間の体は適当だ。涙なんてそんな理由で流れもする。朝起きて泣いている人がいても、「悲しい夢を見たんだ。」と、きざったらしい小説のようなセリフを吐くとは限らず、「おいしいものを食べたんだ。」とか言い出すかもしれないので注意されたし。現実は小説を超える。