学校

家にゴキブリが出て、たしか玄関で、それをうちの母ちゃんがテニスラケットで粉々に砕いた。テニスラケットをもってきたうちの母ちゃんに気がついたゴキブリは二次元から三次元への跳躍を見せたが、あえなく、むしろ振りぬきやすい形になってしまった。せっかくの飛翔能力を持つも使いどころを間違えるところがまだまだ昆虫といったところか。
しかし、ゴキブリはとびちった。 ばくだんいわ は くだけちった。床に撒き散らされた黒いダイヤ。どうしようかと見ているうちに、どこからか昆虫、芋虫などが出てきてそれを食い尽くした。どこにこんな芋虫が、と思うほど立派な芋虫で5cmくらいはあっただろうか。先っちょだけ黒くて口がついてて、後は白で基本どおり腹は蛇腹。それが2,3匹でてきた。昆虫のほうはというと小さい1cmくらいのよくわからない、森に入ったときは気にもしないくらいなのだけど、家にいるときに見るとちょっと怖い、と感じさせる、そんな風な昆虫達だった。
食べるはいい。自然の摂理だ。それが速すぎるのが気持ち悪かった。飛び散った5秒後くらいにすぐにどこらから集まってきて、お食事タイム。わるい映画を見ているようだった。



学校をサボって寝ていたときの夢。
起きてまだ授業に一時間くらい出れる時間なので学校に行くことにした。たぶん学校に行かないことに対する自己嫌悪から来た夢だろうからだ。夢は正直だ。