スパゲッティとパスタ（絵本の題名みたい）

というか、パスタっていう言葉を使いこなしている人はいるんかな。男で使いこなしているやつがいたら、軽蔑こそすれ尊敬などしないだろう。←このフレーズが使いたかっただけなのは目に見えてあきらかですね。はい。そう、そこまで軽蔑はしないでしょうさ。でも、ちょっとむかつく。嫉妬。嫉妬なのかな。気になる女の子が知らない男と話してると胸がキュンッっとなるあれかな。うぇきもっ。男が言うとどうにもきもい。自分で言っててきもい。女の子でなら遠めでそれを見ちゃった感じで、なんか暗めのスクリーントーンとか貼って「そうだよね。人気者だもんね・・・」（涙目で）という美しい一描写になるのに。そんで最後にはくっつくし。っていうかパスタって俺今年何回言ったかなー。１０回くらいしか言ってないのじゃないか。けど、そこらへんの女子大生（まだちょいブランド感）やＯＬは毎日のように言っているのだろうなー。時代が進んでその子らがおかあさんの年になって「お昼ゴハンはパスタよー」とか言っちゃうのかな。うわーなんかやだー。けどここで気が付きましたよ。賢い僕は。どうしても言い換えられないものがあるのです。それは、お弁当のちっちゃくまとまった、ニチャニチャするアルデンテもくそもない、あの赤いだけしか能のない、くそまずいスパゲッティなのです。あいつだけはどうしてもパスタとはいえないのじゃないか。まだ。あれにだれもが自信を持って（おいしくなるかなんかして）「パスタだ」と言い切れるようになったときに日本はスパゲッティということばを永遠に失うことだろう。なんつって。