ダクト

通風孔すなわちいわゆる一つのダクトってやつに匍匐前進で入り込み、なにかの人を追うという設定。まずはマンホールから垂直のはしごを降りる。この梯子のだりいことだりいこと。実際に降りたことなんてないはずなのに、確かにこんくらい疲れそうってくらい疲れた。そんで、けっこうおりたら横穴があって、そっからは匍匐前進で進んだ。なぜかけっこうつっかかって「太ったのかな?」とか思った。明かりなんてないのになぜか白く発光していた。
たどり着いたのは社長室。セキュリティが高く手も足も出ない。近くに潜んで待っていると、社長がやってきて部屋に入った。キセルの要領で自分も部屋に滑り込む。「なんだ君は?」「〜〜でございます。」なんか用件を言った。すると、ここまで潜り込むとは天晴れなやつ、みたいな感じになり一緒に会食に出ていいことになった。でかい長い金持ちっぽいテーブルに何人かで座る。社長の息子2人とかいた。そいつらが酒を作ってくれたのだけど、それがやたらうまい。マンゴーのリキュールを使ったカクテルなのだけど、キンキンに冷えていて、甘くて、香り高い。細いグラスに洒落た感じに注がれたそれを一気に飲み干した。他にもモモのカクテルとか作ってくれて、やたらうまかった。