分かれたら他人

昔(といってもまあ数ヶ月前の話だけど)僕の住んでる団地の自転車置き場には野良猫がいて、そいつはずっと風邪を引いていたり、ずっと目やにがついていたり、ずっと毛が汚かったり、ずっと声がかすれていたりしていたので、まあ仲良くしつつも、そのうち死んじゃうかなーがんば!(の大冒険)と思っていたら、そのうち見なくなった。

あーあー死ぬよねそりゃあんだけずっと鼻ズーズーしてりゃ、と思ったけれど、今日きれいな毛並みの元気いっぱいの体でひさびさの再会。しゃれた感じの鈴なんぞつけていらっしゃる。おおーひさびさ元気だったー?と近づくと、半径1m内には近づかせてもらえないご様子。機敏な動きで逃げる逃げる。まーそりゃー飼い猫になったからには、だれかれかまわずなでさせるわけにはいかんよね。うん。ショックだぜ!パワフール魂!あんなにじゃれついてきたのにね。飼ってほしかったか。気持ちを汲んでやらんやつなんぞ興味はないか。そりゃそうね。

しかし、ぜってぇ撫でたる。そのうち。覚悟しぃや。