続続続・大日本人

「じゃあお前、おんなじの作れんのかよ!できないだろ?!じゃあそんなこと言ってんじゃねーよ!同じこと出来るようになってから言えよ!!」


よく聞く言い回しで、昔からなんかムカついていたので、よーく反論を考えた。だれが批評してもよくなる反論。




『同等かそれ以上のものにしか批評が許されないなら、批評が全て消えてなくなる』


根拠はひとつ。この世にあるすべての作品には優劣がない。なぜなら、すべての人が認める判断基準がないからだ。タイムを競うスポーツのように判断基準がしっかりしていれば、だれが見ても良いというものはあるけれども、それがないのが作品とか呼ばれるもの(「価値が0のもの」とも言える)。なので、作品については、世界でただ一人だけが良いと思うものと、世界人口マイナス1の人達みんなが良いと思うものの価値は、実はいっしょなのだ。
よって、あることについて同等かそれ以上のことを出来る人なんていないから、批評はなくなる。証明終わり。



んなわけなんで、人のやったことにけちをつける、感じ良く言うと批評したりするなどしたりするときは、無責任でいい。いや、だめだ。言った自分は責任を持とう。自分の判断基準を使ってなんか言ってるんだから。けど、それ以外のことにはまったく関係なく(それ以外ってなんだかしらんけどなんかいろいろなやつ)自由にものを言っていいはずだ。映画を見たら感想を言っていいし、めちゃくちゃに叩いてもいいし、あり得ないくらい持ち上げてもいいだろう。


あ、むしろ、だれが何を作っても価値は0なのだから、だれもが同等になり、だれでも批評できまくるってしたほうが早いかも。


というか、隙のないような文章を書こうとすると疲れるので、もうしらん。穴だらけでもいいや。