返却

貸し出し期限の過ぎた図書館の本を返さなくてはいけない。図書館から電話が来た。予約が入ってしまったらしくものすごく催促される。こちらに全面的に非があるのでどうしようもなく図書館へ向かう。友達の車に乗って行くのだけど、道行く車が横からまるで映画のように幅寄せアタックをかけてくる。ゆれるゆれる。なんとかその猛攻に耐え図書館に着き窓口に向かうと、中国人がつたない日本語で予約を入れている本はまだ来ないのかいいかげんにしろ怒るぞ的なことをまくし立てている。ここで本を返せば一件落着なのだけど、車に本を忘れた。まずい!!と思いダッシュで車に戻るのだが、中国人が激怒して追ってくる。全力で走る。夢の中でのダッシュはいつも雲の上を走るようで、ミューが低く、地面の反発力も少なくとても走りづらい。本当にがんばって走っていると、道行く女の子が「がんばって!!」と声をかけてくれてうれしかった。なぜか道にうさぎがいた。