飛び飛びの話

想像力これにつきるでしょ。なんにしても。何するにしても。ってわけで(って言う言い方が多すぎる気がする。理由をつけてからじゃなきゃ何もできないってわけですかい。そうですか)このごろは音楽をやっている人の姿を想像しながらMDとか聴くことにした。とすると、結構見えてくるもんで。さすがにテクノとかは僕の想像力の範疇におさまりきらなくて、あんまり絵が浮かんでこないけど、普通のロック(普通のロックて!)やらジャズとかならけっこう浮かんでくる。スタジオ録音のものはスタジオでみんなでなんか仲良くやっている風景。ライブ盤とかは熱のはいった演奏風景。汗とか飛ぶ飛ぶ。みたいな。なかなかにおもしろいんでおすすめ!
「チョーおすすめ!」っていう、空耳アワーの名作があって、人に何かをすすめる時にはいっつもこのフレーズが浮かんできて言いたくなるんだけど、僕のまわりに分かってくれる人は学科の友達で空耳すげえ好きなやつ一人くらいなので言わないことにしている。実際、言ってる自分が楽しんでるだけなので、知らない人にだって言えるはずなのだけど、自粛する。(えらい)
なにかを知っている人とそのことについて知っている知識だけを話す、たとえばドラクエ4の町の名前列挙とかして喜んだりドラゴンボールの名台詞をいいあったり、ことは何がいったい楽しいのだろう。お互いに知っていることを言い合って笑ってる。空耳を懐かしがっていろいろ列挙して、マニアックなのを思い出しあって、相手が知っていれば喜び、知らなければがっかり。実は意味なんかほんとないし、言ってしまえば時間の無駄ともとれてしまう。なんだこれは?知識の自慢、確認、記憶力、重箱の隅のつつきあい・・・会話なんてそんなもんか。
そういや、僕が学会に発表しようとしてる定理が1つ。
楽しい会話の最強の条件は相手を好きなこと。
これですべての問題が解決してしまうのはなんともやるせない。最強すぎる。