ステーション

新宿に電車がついた。目的地着いたからには降りなくてはいけないので、降りる。いつも、ふくちやま線の事故など気にせずに、一番前の車両に乗っているので(かっこいいー!)その子にはすぐに気がついた。電車の顔をとっている少年がいたのだ。小学校高学年か中学生なりたてくらいか。携帯でパシャパシャやっている。身を乗り出しすぎて、まあ危険ではないのだが、いちおう駅員が注意する。「危ないよ」といったところか。小さくうなずき、こりずにとる。2人連れらしくもう1人もなんやら真剣なまなざしで電車の顔を見つめている。
いないと思ってた、これから廃れていくだけと勝手に思っていた鉄ちゃん業界も、こうして新たな戦力が確かに育っているのかと思うと、感慨深いものがある。(ちょっとだけね)
いい鉄ちゃんになれよ!
こころの中でエールを送った。