当たるかどうかは重要じゃない。どう動くかが重要なのだ。

ふれないわけにはいかないだろう。おとついの日記のことだ、いちごのことだ。
ありえねー。まさかいちごがバレンタインをはずしてくるとはね。さすがにここまで舞台がお膳立てされていても、ストーリーはくずさないか・・・。あたりまえか。いや、これは作者の失敗だろう。である、と言い切ってもいい。全国の青少年がどれだけバレンタインを楽しみにしているかを作者は理解していない。
どれだけの敗者がいると思ってるんだ!!(ダンッ!!)
なにげない振りして探ってみてもいつだって机は空っぽだったし、下駄箱もからだったさ!そして家に帰ると待っているのさ!チョコが!お母さんからのチョコが!「はいはい。ありがとう。へっ」とか言いつつもらい、そして食べる。実際けっこう美味かったりしてまた悲しいんだよ!で、ジャンプを買いに行くわけだ。小学生のたのしみと言えばジャンプ。間違いはない。買って帰ってきて読んでる間にもしかしたら女の子が家を訪ねてくるかもしれないという、やわな、甘すぎる幻想を抱きつつ買ってくるわけだ!ページをめくる。僕はおかあさんからしかもらえなかったけど、真中はみんなからもらっているんだろう、だれのを最初に食べるかとかでまたもめたりして、そのもめたりしてるうちにパンツやらなにやらがチラリンコするんだろう、ふぅ、今日はこいつで心を慰めようとしようか・・・って、シ、シ、シリアス〜っ?!なんで〜?やってらんねーわいな、なんだこりゃーよー!たしかに、たしかにいちごパンツは出てるよ。でも、え、ちょっ、、、え〜〜っ

まったくはずれた。恥ずかしい。